セールスコピーライターの「段取り八分」とは?

今回は、2回目の投稿なので、このサイトの主題でもある

セールスライティングの話をしたいと思います。

 

セールスコピーライターという仕事を聞いて、皆さんは

どんだイメージを思い浮かべますか?

 

何となくでも、紙やインターネットの広告の文章を書く仕事

というイメージをしていただければ大正解です。

 

あるいは、インターネットでよく見かける「煽る文章」で

あまり必要ではない商品を強引に売る文章が思い浮かぶかも

しれません。

 

しかしそれは残念ながら、間違った方法で文章を書いている

ので正解とは言えません。

 

セールスコピーライターの「段取り八分」を飛ばして

「間違った方法」で書いた文章です。

 

どんな仕事でも、「段取り八分」が大事だと言われます。

 

冒頭の写真にもある「建設現場」においては、元請会社の

下に、1次請け、2次請けと下請け会社が連なります。

 

大きな建設現場では4次請けや5次請け会社まで連なる

こともざらです。

 

こうした、下請け会社間での作業調整がうまく行われ

ないと、作業がぶつかり合ってしまい、最悪の場合

工期に間に合わないという事態になりかねません。

 

元請会社が、こうした多くの下請け会社間での作業調整を

して、しっかりと工程管理を行うことが、建設現場での

「段取り八分」と言えます。

 

では、セールスコピーライターにおける「段取り八分」とは

何でしょうか?

 

それは、最も重要な部分になるのですが、しっかりと

「リサーチ」を行うことです。

 

リサーチとは、商品や市場について調べるというイメージ

が浮かぶかもしれません。

 

もちろんそれもリサーチに含まれますが、それよりも重要な

ことがあります。

 

リサーチの最も重要な部分は商品を買ってくれる対象

となる見込み客の「本当の悩み」を聞き出すことです。

 

商品を必要とする方へ、しっかりとリサーチを行う中で、

お客さん「本当の悩み」が浮かび上がってきます。

 

この「本当の悩み」を「お客さんの言葉」で聞き出すことが

出来れば、広告の文章の8割は完成したも同然です。

 

セールスコピーライターは、決して自分で文章を書くのでは

ありません。

 

お客さんにリサーチした結果の「お客さんの言葉」を組み合わせて

広告の文章を書くのです。

 

リサーチを行わないで書く広告は、正に「段取り無しで書く」文章

です。

 

ごくまれに、当たることがあるかもしれませんが、それでは「博打」

を打つのと同じで「仕事」とは言えません。

 

「段取り八分」である「リサーチ」を行うか否かが、「仕事」と

「博打」の分かれ目とも言えます。

 

駆け出しのセールスコピーライターの分際で偉そうに語って

しまいましたが、これは、駆け出しだからこその自分自身への

戒めの言葉でもあります。

 

リサーチをしっかりと行うことで、商品を「本当に必要とする人」

に届けることが出来ます。

 

世の中には、埋もれている素晴らしい商品がたくさんあります。

 

そんな商品をリサーチを行うことで「本当に必要とする人」に

届けることが、セールスコピーライターの仕事です。

 

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