ビジネスにおける最悪の数字とは「1」である。
これは、セールスコピーの本場であるアメリカの、トップセールスコピーライターの1人である「ダン・ケネディー」の有名な言葉です。
そして、この言葉が私がセールスコピーライターを目指すきっかけになった言葉です。
この言葉は、会社と個人の両方に対して当てはまります。
会社対しては言うまでもなく、ビジネスや顧客を1カ所に依存せずに複数持つことで、リスクを分散させることを意味します。
個人においては、収入源を勤務先の会社など1カ所に依存せず、複数持つことを意味します。
会社員に対しては、「副業」を勧めることにもなります。
現在、大多数の会社が副業を認めていません。
いまのところ、社員が会社に大きく依存する雇用関係がまだまだ主流です。
しかし「社員が会社に依存する」ということは、会社にとっても、社員にとってもデメリットしかありません。
「社員が辞めていかないようにする」という意味合いでは、少しは会社側にメリットがあるかもしれません。
しかし、そのような社員を依存させる環境では、社員の生産性は低く「最高のパフォーマンスで仕事をする」ことはとうてい望めないでしょう。
社員が最高のパフォーマンスで仕事をするためには、「会社に依存せずに自立する」ことが、必要不可欠です。
社員が最高のパフォーマンスで仕事をしている会社の1つが、冒頭の「ダン・ケネディー」を日本に紹介した会社であるダイレクト出版です。
この「社員が最高のパフォーマンスで仕事をする」ために役立つのが「セールスコピーライター」のスキルです。
セールスコピーライターのスキルを学ぶサラリーマンの方は、多くいらっしゃいますが、多くの方が、「会社からの独立」を目標としています。
しかし、逆説的ですが、その独立のためのスキルが会社にとってもとても役立つのです。
営業職の方はもちろんのこと、それ以外の職種の方にとっても大いに役立ちます。
どんなにスキルを高めたとしても、セールスコピーライターとして独立するのはとても勇気がいることです。
並大抵のことではありません。
それならば、勤める会社でセールスコピーライターのスキルを生かす道もありではないかと、私は思います。
副業として、外部でライティングを請け負いつつ、会社内でもそのスキルを生かした仕事をする。
焦って独立を目指さずに、社内外でそれぞれスキルを高めていけば、やがてしかるべき道が開けてくるのではないかと思います。
それは、会社での思わぬ昇級かもしれませんし、その昇級をきっかけに新規事業を任されて、事業部長、あるいは子会社の社長に抜擢されるかもしれません。
または、思わぬ所からオファーを受けて、ライターとしてのスキルを目一杯行かせる場所で、経営者の1人として活躍出来るかもしれません。
あるいは、最高のビジネスパートナーと巡り会い、ワクワクするようなビジネスを立ち上げるかもしれません。
私は、無理して独立を目指す必要はないと考えています。
自分の今いる場所でベストを尽くすことで、自然と自分にとって最適な道が開けてくるのではないかと思います。
セールスコピーライターという職業は、無限の可能性を秘めています。
私の最終目標は、電気の専門家のセールスコピーライターとして、東日本大震災から重要視されるようになった「再生可能エネルギー発電」の価値を正しく伝えることでその普及のお手伝いをし、エネルギー問題と環境問題の改善に貢献することです。
セールスコピーのメッセージ力は、悪用すれば、必要の無い商品を煽る文章で、売りつける危険性もあります。
しかし、そのメッセージ力を正しく使えば、エネルギー・環境問題だけでなく、他のあらゆる社会問題の改善にも役立てることが出来るでしょう。
最後に私のセールスコピーライターへの道を後押ししてくれた、ダイレクト出版のビデオを紹介させていただきます。
→http://directlink.jp/tracking/af/1250832/bLBmXh2n/
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